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2022年 二十四節気 清明

外がここちよい季節です 。

二十四節気も「清明」に入りました。

まさに命あるものが清らかに輝くときですね。

上の画像はそんな自然の気を浴びに出かけた万博公園での撮影です。

花粉情報によりますと前日の「注意レベル」を超えた「警戒レベル」でしたが…



そんなこと気にしてたら桜も散ってしまうよと、強行したのでありました。

(しっかりくしゃみ連発…)


二十四節気

清明

  • 清明 (せいめい)
    :  4月5日(火)
こちらも万博公園にて。某数秘研究所長撮影。
くんくん、ムスカリの香りが気になるうさぎさんたち。

「清明」は太陽黄経15度を通過するときをいいます。

「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」の略で、すべてが生き生きと清々しい気に溢れる様子です。

暖かくなり、花々も開花し、生物の成長する力が活発になる頃。

桜前線も東北・北陸あたりまで達するのがこの頃ですが、今年はいかがでしょうか?

新年度が始まって、何かと落ち着かない方も多いと思います。

植物、生物に元気をいただいたり、
日の光を浴びてリフレッシュいたしましょう ^_^



七十二候

二十四節気「清明」から始まる七十二候です。


玄鳥至 (つばめ きたる)

  • 初候 
    玄鳥至 (つばめ きたる)
    : 4月5日(火)
おかあさんを待つ子ツバメたち。

燕が南からやって来る頃。



南の島で越冬したツバメが数千キロもかけて海を越え、日本にやってきます。

そういえば先日、近所の商業エリアで燕の巣を見つけました。


今年はちょっと寒いからまだかなあ…なんて思っていましたが…。


ツバメは日照時間を感知して移動するらしく。

気温とは関係なく、毎年同じ時期に見つけることになるのですね。


昔から、「ツバメが巣をつくるとその家に幸せが訪れる」といわれていますので、このエリアも繁盛しますように…と、願っております。


鴻雁北(こうがん かえる)

  • 次候 
    鴻雁北 (こうがん かえる)
      : 4月10日(日)
V字で効率よく空の長旅をする雁たち。

雁が北へ渡って行く頃。

雁は、夏場をシベリアで過ごして冬は日本で過ごす渡り鳥で、春、渡来するツバメと入れ替わるように、北に去っていきます。

この候にある「鴻雁」とは、渡り鳥の「がん」のことですが、

「鴻」は「ひしくい」と読み、大型のがんを指し、「雁」は小型を指すようです。



雁そのものは秋の季語ですが、帰雁(きがん)、帰る雁、行く雁は春の季語になっています。

対になる候

秋になるとまた日本にやってくる雁ですが、

この
「鴻雁北 (こうがん かえる)

に対して10月初旬二十四節気『寒露』の初候に

「鴻雁来 (こうがん きたる)

という候があります。

ついでに…
今回の二十四節気『清明』初候

「玄鳥至 (つばめ きたる)

に対しても、9月中旬の二十四節気『白露』末候

「玄鳥去(つばめ さる)

がございます。


春と秋、ツバメも雁も、長い長い旅をしてやってきたり去っていったりするのですね。

ツバメ
東南アジアやオーストラリア北部から海面すれすれを一羽ずつ単独


ロシアからV字編隊を組んで

共に距離にして4000km!

海を超え、はるばる日本にやってきます。

ツバメや雁を見かけたら

「よくやって来てくれたね、ご苦労様…」

と、心の中で声をかけようと思います。^ ^


虹始見(にじ はじめて あらわる)

  • 末候 
    虹始見(にじ はじめて あらわる)
      : 4月15日(金)

雨の後に虹が出始めるころ。

この時期になるとだんだんと空気が潤ってくるので、雨上がりに虹が見えるようになります。

「虹」は夏に出ることが多いので、夏の季語になっていますが、「初虹(はつにじ)」はその年初めて立つ虹を指す、晩春の季語です。

対になる候 その2


今月の二十四節気『清明』末候

「虹始見(にじ はじめてあらわる)」に対して

11月下旬の二十四節気『小雪』初候

「虹蔵不見 (にじ かくれてみえず)があります。

だんだんおぼろに見えてくる春の虹と
だんだん淡く見えづらくなる晩秋の虹。

どちらもはかなさゆえの趣を感じられます。


今回は七十二候に、全て対となる候があるという、なかなかレアな節気でした。

さてさて、こちらのイラストは

巷で人気⁈(笑)のこてんしカレンダー今月のイラストです。

なにやら やる気モード らしきこてんしさんです。

これはこの候「虹始見(にじはじめてあらわる)」と
数秘的に見た今月の数字からイメージしました。

数秘術的には今月は「1」となり、

始まり、思いつき、開拓、自立、直感、宣言…

などのキーワードがあります。

この世に生まれた一粒の種、
エネルギーに満ちた命のかたまり

…といったイメージでしょうか。


見渡しても道がない、
自分で切り拓くのみという領域なのかもしれません。

またはそんなことを考える間も無く歩き出してしまっている。

そんな力が「1」に働いています。

…といった空気感と虹とを合わせて出てきた⁈ イラストでした。


空にかかるアーチ、「虹」は天と自分との約束。



虹を見て何か思うことがあれば、その約束かもしれません。



そのひとつを実行すると決め、一歩前に進みましょう。

自然と周囲が後押ししてくれます。



それは約束を果たそうとスタートしたあなたを

天がやさしく育み、応援してくれているからです。

…と、こてんしたちが申しております。 ^_^

数秘術において「1」という数字が持つ意味や概念など、詳細はこちらをどうぞ♪

ツイッターでは数秘から見た毎日の社会的数字や月の満ち欠け、こよみなどをつぶやいています。

今日はどんな日だっけ?と思われたらのぞいてみてくださいね。

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以上、二十四節気『清明』と七十二候について。

花々の色、風の香り…。
良い季節です。

ごきげんさんでお過ごしになられますように。 ^_^

ここまで読んでくださって
🍀ありがとうございます!🍀

・・・mayura・・・