9月になりました。残暑厳しいですね。
それでも日暮れは早くなりました。少し前は19時ならまだかすかにブルーの残る美しい夕焼けが見えましたが今は18時半ごろには薄暗くなっています。
朝、窓を開けたときに入ってくる風もほんの少し、涼しさを含んでいるように感じました。季節はしっかり巡っているのですね。
それでは今月のこよみ、見てみましょう。
もくじ
9月のこよみネタ
七十二侯
・9日2日(水)〜6日(日):禾乃登(こくものすなわちみのる)
二十四節気
・9月7日(月)〜21日(月) 白露(はくろ
七十二侯
・9月7日(月)〜11日(金):草露白(くさのつゆしろし)
・9月12日(土)〜16日(水):鶺鴒鳴(せきれいなく)
・9月17日(木)〜21日(月):玄鳥去(つばめさる)
二十四節気
・9月22日(火)〜10月7日(水):秋分(しゅうぶん)
七十二侯
・9月22日(火)〜27日(日):雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
・9月28日(月)〜10月2日(金):蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
節句
・重陽の節句:9月9日
※節句
節句(せっく)は、古代中国の陰陽五行説に由来し、日本に定着した暦。伝統的な年中行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日。江戸時代には年に5日(※五節句という)、式日(祝日のようなもの)とされていました。節供(せっく)、古くは節日(せちにち)とも言われます。
五節句についてはこちらの過去記事で少し触れています。
↓ ↓ ↓
https://ultra-kotenshi.com/202007-koyomi/
今月の重陽の節句。上記の記事にありますように、菊酒を取り入れることで邪気を払うようです。
中国では奇数のことを陽数といい、特に九月九日は九という陽数の極が重なる(重陽)めでたい日として重んじました。
この日には主に長寿を願う祓い事が催され、菊の花が邪気を払い長寿に効くと信じられていたので、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲みました。
この風習、日本では平安時代に宮中行事に取り入れられ、だんだん庶民にも広まり、江戸時代にはなかなか盛んな節供だったようです。
わたしたちもお気に入りの日本酒に一晩菊の花びらを漬け、香りと味を楽しみながら。。。近づく秋を感じてみるというのも何やら雅でよろしいですな〜。アルコール飲めないけど。。。残念^^;
雑節
・秋彼岸:9月19日(土)〜25日(金)
※雑節
雑節(ざっせつ)とは二十四節気や五節句と言った暦日以外に、生活の中から自然発生的に生まれた民俗行事・年中行事の総称。
秋彼岸は秋分の日とその前後3日間。お彼岸にお墓参りというのは江戸時代頃から風習となったようです。
ちなみにぼたもち(おはぎ)は春のお彼岸に供えるとぼたもち、秋のお彼岸に供えるとおはぎ。それぞれ季節の花、牡丹、萩からきているのですね。
個人的にぼたもちはこしあん、おはぎは粒あんというイメージがあります。
調べてみたところ、秋に収穫した小豆は皮が柔らかくて食べられることから粒あん、春には皮が固くなってしまっているので皮を取り除いたこしあんが使用されたとか。
でも現在は品種改良や技術の進化により、いつでもおいしい粒あんが作れるため、それほど区別はしないようです。
ちょっとおもしろいのが、地域によって、お米の潰し具合を、粒が残るくらいの状態を「半殺し」😵、粒が残らずなめらかにしたものを「皆殺し」😳と呼ぶことがあるそうです。
また粒あんを「半殺し」こしあんを「本殺し」と呼び分ける地域もあるとのことで、お彼岸にお供えするにはおだやかでない感じもしますよね^^;
参照サイト:https://macaro-ni.jp/33628
今年はコロナの影響で、お墓参りもままならない方が多いのではないでしょうか?
うちも春から行けていません。
オンラインで済むことも多くなりましたが、ままならないこともたくさんありますね。
自由にお出かけできる日が早く来ることを祈りつつ、このお彼岸は家の仏壇にお供えしたおはぎをしっかりいただこうと思います。(笑)
さて次は9月のお月様情報です。
9月の月の満ち欠け
9月2日(水)14:22 満月
9月10日(木)18:25 下弦の月
9月17日(木)20:00 新月
9月24日(木)11:54 上弦の月
今月の新月(24日)は魚座でおこります。
魚座は占星術では12星座中ラストに位置し、次のステージ(サイクル)へ移行するエネルギーを含むようです。
ちょっと一区切りという感じ?数秘術で言うところの9っぽいニュアンスに近いような気がします。
数秘術とは?…私の属するプリズム数秘研究所のWEBサイトでわかりやすく解説しています。
ご興味のある方はぜひ御覧くださいね♪
↓ ↓ ↓
もし魚座の持つ要素の中に、数秘術においての「9」と共通する要素があるとしたら…。
許しや解放を経ると次へ進みやすいかもしれません。これは対人関係だけでなく、自分の身体や心のあり様も含まれます。
新月はこれから満ちていくいちばん始めの時期。
ものごとを始め、育てていくのにちょうどよいタイミングです。撒いた種が発芽しやすいように周りをきれいサッパリしてあげましょう。
加えて魚座にはアートや慈愛といったキーワードもあります。
今月の新月はゆったりと、今まで気になっていたことや重荷になっているようなことをお空へ流し、空いたスペースでご自身を満たし、さらに大切な人、ペット、ものなどへやさしい気持ちを送ってみられてはいかがでしょうか?
そんなときにちょっと浮かんだイメージ、そこから生まれたアイデアなど、いつもならそのまま忘れてしまうようなことでもあえてノートに書き出すなど、具体的に「現してみる」のもおすすめです。
手を使って書き、目で確かめることで心にも残り、天体の応援も加わって、より軽やかにスムーズに実現されていくのではないでしょうか。
ピンと来た方はお試しくださいね。(※あくまでも個人的な見解です。ご了承くださいますように。)
お次は縁起担ぎ⁈ にお役立ちの日。
9月の一粒万倍日
9月1日(土)一粒万倍日
9月2日(木)天赦日
9月6日(木)一粒万倍日(不成就日)
9月9日(火)一粒万倍日
9月14日(火)一粒万倍日(不成就日)
9月21日(火)一粒万倍日
※一粒万倍日(いちりゅうまんばいび、いちりゅうまんばいにち)… 選日の1つで一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味があります。何か始めるにも良い日で、特に仕事、開店、種まき、お金を出すことに吉であると言われています。借金は万倍になったら困るのでNG😅
※不成就日(ふじょうじゅび、ふじょうじゅにち)とは、選日(暦注のどのカテゴリにも属さないものの総称)の一つで何事も成就しない日とされています。あまり根拠はなさそうですが念のため載せておきます。参考ページ: 不成就日 – Wikipedia
今回はおはぎや菊酒など、飲食ネタが多かったですね。今後も増えることでしょう(笑)。
今月は台風シーズン。
加えて例のウイルス…。
大変なことはいろいろありますが。
見えない先を心配し過ぎて不安でいっぱいになるよりも、今、味わえる目の前の幸せで心を満たしてあげたいなと思います。(もちろんある程度予測される不安材料への対策は必要ですが!)
ではでは。
ちゃんと寝て、ごはんも食べて。夏の疲れは早めに取ってあげましょう〜。
素敵な9月をお楽しみくださいますように。
🍀 お読みいただいてありがとうございました。 mayura 🍀