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2021年 2月のお星様

2月になりました。

立春過ぎ、こてんしも少し春気分?

…というか、年が明けたと思っていたら立春になり、今日は雨水です。

もう2月、残ってないやん^^;…

いえいえ、まだちょびっとありますので。早速お届けしてまいります。


2月の 月と太陽、月と木星、月と金星が良い角度をとる時間帯

2月のこてんし壁掛けカレンダーより

月と金星

開始時刻~終了時刻
2/1(月)0:09〜 20:09
2/6(土) 2:00〜 12:00
2/10 (水)11:10 〜 2/11(木) 7:10
2/16(火) 2:40〜 12:40
2/21 (日)7:39〜 2/22 (月)3:39

月と木星

開始時刻~終了時刻
2/1(月) 17:57〜2/02 (火)13:57
2/6(土) 11:45〜2/06 (日)21:45
2/10 (水)12:28〜2/11(木) 8:28
2/15(月) 17:21〜2/16 (火)3:21
2/20 (土)10:46〜2/21(日) 6:46

月と太陽

開始時刻~終了時刻
2/1(月) 23:49〜2/02(火) 19:49
2/6 (土)23:56〜2/07(日) 9:56
2/16 (火)23:16〜2/17 (水)9:16
2/22(月) 0:46〜20:46

終わりの時間が影響力最大。
角度を取り始める時間帯から徐々に強くなっていってピークがジャストタイム(終わりの時間)という感じです。

良い角度というのは月と惑星(こてんしカレンダーでは太陽、木星、金星)が60度、120度(※木星と金星は0度も)をとる時のことです。

天文暦RAPHAEL’S ASTROMICAL EPEHMERISという本にG(good)と表記されている角度と時間帯を参考にしています。)

こんな本です。
https://amzn.to/3b0uMVN

惑星のマークについての記事はこちら。
卓上タイプのカレンダーではマークですが、壁掛けタイプのカレンダーは上の画像のように、時間帯を色の帯で表しています。(※今年からは卓上タイプも色の帯になっています。)
↓ ↓ ↓

お月様の様子

2月5日(金)02:37 下弦の月  
2月12日(金)04:05 新月 
2月20日(土)03:47 上弦の月 
2月27日(土)17:17 満月


2月のお空は…

月と火星がお近づき

画像は国立天文台様よりお借りしています。ありがとうございます♪

去年ほどの明るさではないですが、まだ火星は見つけやすい明るさです。上弦に向かって満ちる月が火星のそばを通りますよ。

◆見頃はいつ?方角は?

18日(木)、19日(金)

火星は日没後、西の空高くに見えます。

月は動きが速いので、18日は火星の下に見えますが、翌日は火星の左上に。

日暮れ時の美しい空を眺めたら、もう少し待ってお月さまと火星のコラボを見つけるのも楽しそうですね。

※更新しようと思っている間に18日が過ぎてしまいました^^;。わたしが住む地域では夕方に雪が舞い、その後も空には厚い雲がかかっていて、お月さまはなんとか見つけたのですが火星はわかりませんでした>_<。。明日に期待いたします。

縁起が良い?!カノープスが見つかるかも?

画像は国立天文台様よりお借りしています。ありがとうございます!

◆カノープスって?

カノープス(Canopus)は、りゅうこつ座α星りゅうこつ座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。太陽を除くとシリウスに次いで全天で2番目に明るい恒星である。ウィキペディアより)

続きに

高度の低さから赤みがかって見えることから、中国の伝説では寿老人の星、南極老人星(なんきょくろうじんせい)とされる。単に老人星、寿星とも言う。また、戦争や騒乱時にはこの星は見えず、天下が泰平になると見えるとの俗信があり、この星が現れると人々は競って幸福と長寿を祈ったという。

とあります。

ちなみに南極老人は、日本の七福神の寿老人あるいは福禄寿の元になった神様で、長寿のシンボルでもあるため、この星を見ると寿命がのびるなんて言われたこともあるようですよ。

縁起の良い星という印象ですね。全天で明るさナンバー2のカノープス、見つけてみたいものです。

◆見頃はいつ?方角は?

カノープスは南の低空で観察可能。

といってもカノープスが南の空で最も高くなり、地平線から最も離れる時の高度(南中高度)が低いため、見つけにくいです。

計算上、北限は福島県北部。逆に南ほど南中高度が高くなるので見つけやすくなります。

2月21日(日)那覇20:47、福岡20:36、京都20:15、東京19:59、福島19:56を目安に前後30分くらいが見つけられそう。

ちなみに3月1日にもチャンスがあるようです。(東京で19:30頃)。

双眼鏡がおすすめですが、肉眼でもオリオン座の「ペテルギウス」とこいぬ座の「プロキオン」を結び、その中心あたりからおおいぬ座の「シリウス」に向かって引いた線をそのまま南(下)に伸ばすと赤い星があり、それがカノープスということになります。(画像をご覧くださいね♪)

再び国立天文台様の画像をUPにしてみました。

**参考資料**
国立天文台様「星空情報」


お話は変わりまして。

ネイティブアメリカンや中世ヨーロッパの人々は各月の満月にそれぞれ名前をつけていたらしく。

2月は「スノームーン」

アメリカ北部では1年で1番雪が多く降っていたことからついたようです。

2月が寒さ厳しい季節である地域は多いのですね。

今月の満月は27日(土)。日本でもスノームーンとなるでしょうか?

根拠は定かでないですが、スノームーンを見ると「調整」「分析」「細かい作業」などにまつわる願いが叶うとされているようです。

この日は空の条件がよければ一晩中満月が眺められます。冬は星空の美しい季節。満月と一緒にゆっくりと冬の星たちも楽しみたいですね。

そろそろ蕾も膨らんでくる頃でしょうか…

🍀 お読みいただいてありがとうございました。 mayura 🍀