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2021年7月のお星さま

7月です。今年も後半となりました。

まだまだ大変化が続きそうではありますが、移りゆく星々を眺めながら、深呼吸する時間も大切にしたいものです。

ではいつものお知らせ、いってみましょう(^_^)

7月の 月と太陽、月と木星、月と金星が良い角度をとる時間帯

・7月のこてんしカレンダー(壁掛け版)より

上のカレンダー画像にある、色のついた帯(グラデーション)部分の

ピンクの帯:月と金星が良い角度を取る時間帯
黄色の帯:月と木星
が良い角度を取る時間帯
緑色の帯:月と太陽
が良い角度を取る時間帯

の詳細です。

月と金星


開始時刻~終了時刻
7月1日(木) 0:22 〜 20:22(トライン)
7月7日 (水)0:41 〜 10:41(セクスタイル)
7月12日 (月)0:14 〜 20:14(コンジャンクション)
7月17日(土) 8:03 〜 18:03(セクスタイル)
7月21日 (水)11:25 〜 7月22日(木) 7:25(トライン)



月と木星

開始時刻~終了時刻
7月3日(土) 15:19 〜 7月4日(日) 1:19(セクスタイル)
7月8日 (木)6:09 〜 7月9日(金) 2:09(トライン)
7月17日 (土)9:23 〜 7月18日(日) 5:23(トライン)
7月21日(水) 22:41 〜 7月22日(木) 8:41(セクスタイル)
7月25日(日) 16:55 〜 7月26日(月) 12:55(コンジャンクション)
7月30日(金) 18:37 〜 7月31日(土) 4:37(セクスタイル)


月と太陽

開始時刻~終了時刻
7月4日(日) 13:26 〜 23:26(セクスタイル)
7月15日(木) 0:46 〜 10:46(セクスタイル)
7月19日(月) 5:30 〜 7月20日(火) 1:30(トライン)
7月28日(水) 10:18 〜 7月29日(木) 6:18(トライン)

星の影響力は角度を取り始める時間帯(開始時刻)から徐々に強くなり、ピークがジャストタイム(終了時刻)。

※良い角度というのは月と惑星(こてんしカレンダーでは太陽、木星、金星)が60度、120度(※木星と金星は0度も)をとる時のことです。

天文暦RAPHAEL’S ASTROMICAL EPEHMERISという本にG(good)と表記されている角度と時間帯を参考にしています。)


色の帯についての記事はこちら。
↓ ↓ ↓

卓上カレンダー表紙 カレンダーのマークについて①

※記事内画像の卓上タイプカレンダーではマークですが、壁掛けタイプのカレンダーは上の画像のように、時間帯を色の帯(グラデーション)で表しています。(※今年からは卓上タイプも色の帯になっています。)

MEMO:角度(アスペクト)について

占星学では2個の惑星間の角度をアスペクトと言います。

こてんしカレンダーに載っている角度は下記のとおり。

コンジャンクション…0度 調和、不調和の両面に作用。強調の意味合いを持つ
セクスタイル…60度 調和に作用。援助の意味合いを持つ
トライン…120度 調和の作用。幸運の意味合いを持つ

他にもたくさんの角度があって、それぞれに作用や意味を持つのですが、ここでは縁起担ぎに良い影響がありそうなものを選んでいます。

参考資料
『新版 真実の占星学』 橋本航征

お星さまのようす

・お月様の様子

月の主な朔望(満ち欠け)データです。

7月2日(金)06:10 下弦の月(牡羊座)  
7月10日(土)10:16 新月(蟹座) 
7月17日(土)19:10 上弦の月(天秤座) 
7月24日(土)11:36 満月(水瓶座)

※こてんしカレンダーに掲載している惑星の時間帯はRAPHAEL’S ASTROMICAL EPEHMERISという本を参考にしています。数値は自動計算なので1〜2分ほどの誤差が生じることもあります。ご了承くださいませm(._.)m

こんな本です。

・6月の新月

2021年7月10日(日)10時06分、月が蟹座にて新月になります。

新月は月と太陽が0度(コンジャンクション)で起きます。

地球から見て太陽の光(の反射)が見えない(地球、月、太陽の順番で一直線に並ぶ)状態で月齢でいうとゼロ。

スタートを意味することにもなり、これから満月に向かって、成長や吸収の力が強まる時期ととらえることもできますね。

そんなわけで「新月の願い」というものが生まれたようですが。

新月のお願いについては以前の記事にざくっとまとめています。
↓ ↓ ↓

2021年 5月のお星さま

今月バージョンをまとめてみました。

新月のお願い2021年7月スケジュール

・7月10日(土)10時06分〜18時16分(8時間以内)がおすすめ。
…でなければ48時間後の12日(月)10時06分までに。

ボイドタイム 
 (気にされる方もいらっしゃるかも…なので、載せておきます。)
 11日(月)1時10分〜9時20分(8時間10分)。

今月の新月がおこるのは蟹座
 感情、家庭、慈愛、安定などがキーワード(詳細は下記にて)。

※ボイド(VOID)は空白、空虚、無効といった意味。
この時間帯は月の力の働きが弱まるとも言われているのでお願いごとはしないほうがよいという説もあります。


今月の新月が起こる蟹座のキーワードは

 I feel(我 感じる)

他には

・母性・慈愛・家庭的
・仲間意識・愛情・共感
・基盤・安定・帰属意識
・感情・気分・優しさ
・育成・成長・トレーニング
・保守的・常識的・保護・不安感

などなど。

お願い事は自由なのですが、上記のようなキーワード関連は今月特に後押ししてもらいやすいようです。
たとえば…

「家族との時間を大切にして、楽しく過ごしているワタシ」
「不安がなくなるような安定した収入があるワタシ」
「苦手なこともコツコツと取り組み、成長していくワタシ」
「思いやりいっぱいで周囲の人と(心の)交流ができるワタシ」

…なんて気分で、お願い事を書いてみるのもありですね。

占星学的には蟹座はお月様にとって居心地のよい場所らしく。ごきげんなお月様はいつもに増して成就パワーを放ってくれるかもしれません♪

お願い事を書き出していくと、現状を客観的に見ることができたり、心の奥の望みに気づくこともあります。

自分を見つめる機会という意味でも、静かなここちよい場所でゆっくりと…、「新月のお願い」をお楽しみになれてはいかがでしょうか♪

参考資料
『魂の願い 新月のソウルメイキング』 ジャン・スピラー


さてさて、7月のお空のイベントは…

・金星と火星が接近

画像は国立天文台様よりお借りしています

金星と火星が最接近するのは7月13日(火)ですが、その前日12日(月)は細いお月様とのトリオも素敵だし、14日(水)だと火星を見つけやすそうです。

金星は地球の一つ内側、火星は地球の外側を回ります。

今回はこの二つの惑星がたまたま同じ方向に見える並びとなっているのですね。
こんな感じ ↓ ↓ ↓

画像は国立天文台様よりお借りしています

まとめますと

金星と火星の接近メモ

見頃は7月12日(月)〜14日(水)
時間帯は夕方(日の入り後)
・西の低空 
(参考までに日の入り時刻の目安は東京で12日18:59、13日・14日は18:58です。) 
火星と金星の最接近は13日
細い月と2惑星が並んできれいなのは12日

夕涼みがてら、見晴らしのよいところで金星と火星を探してみるのもいいですね♪

・月が土星・木星とお近づき

7月下旬の真夜中は南の空で土星、木星を眺めることができます。そこへ満ちたお月様も近づいていきますよ。

画像は国立天文台様よりお借りしています


画像にありますように…

・7月24日(土)真夜中…南…満月と土星が接近
7月25日(日)〜26日(月)…月と土星が接近

25日はまず月が東南東から昇るのですが、翌日26日になると同じ方角から木星が昇り、少し遅れて月が昇ってきます。

時間帯としては薄明が終わるころ(東京4時半頃、札幌3時45分頃、那覇5時半頃)。早起きして両日の違いを確かめるのもいいですね。

日出没、薄明時間の計算(今回は市民薄明基準)はこちらを参照させていただきました。

年月日、地方(国外なら経緯度で入力)なども選択できるありがた〜いページです♪
↓   ↓   ↓

ところで「薄明って何??」
…と思ったのは著者だけでしょうか?😅

調べてみましたので興味ある方はご覧くださいませ。

薄明(はくめい)とは

日の出前と日没後(※1)のうすあかりの状態のこと。
地平線または水平線下の太陽の高度(※2)に応じて3段階あります。

・市民(常用)薄明:太陽高度-50分~-6度。灯火がなくても屋外で活動できる。
航海薄明:太陽高度-6度~-12度。1~2等星が見え、水平線や地平線が識別できる。
・天文薄明:太陽高度-12度~-18度。空はほぼ完全に暗く6等星まで見える。

※1:日の出・日の入り(日没)は「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」と定義されています。どちらも薄暗い感じ。

※2:太陽高度は太陽の中心と地平線の角度。市民薄明の-50分は太陽の上端が地平線に接したときの太陽の中心の角度。

以上、goo国語辞書を参照させていただきました。

ちなみに
月と土星が最接近するのは25日(日)未明〜朝になる前、
月と木星が最接近するのは26日(月)お昼ごろ
のため、わたしたちは見ることはできません。残念。。。

**参考資料など**

国立天文台様「星空情報」


・7月の満月の別名

ネイティブアメリカンや中世ヨーロッパの人々は各月の満月にそれぞれ名前をつけていたらしく。

7月は「バックムーン Buck Moon」(牡鹿月)。

オスの鹿(バック)の象徴である角(つの)が、7月頃になると生え変わる時期であることが由来のようです。

7月の満月には他にも

北米では7月に激しい雷雨が発生することが多いことから
「Thunder Moon(サンダー・ムーン)」

収穫期から名前がついた
「Raspberry Moon(ラズベリー・ムーン)」

(日本は秋だと思うのですが)北米では鮭の遡上が始まる月ということから
「Salmon Moon(サーモン・ムーン)」

などといった別名もあります。

なお、バックムーンには「健康」「仕事」「商売繁盛」に関する願い事が叶いやすいと言われているようですよ♪
7月の満月は24日(土)。お願い事を唱えながらバックムーンを眺めるのも良いですね。


それではよい7月を過ごされますように。



夏はもうすぐ…!


[ 編集後記のようなもの ]

著者の住む北大阪、長い梅雨ではありますが、昨日、今日は少し晴れ間もありまして、ちょっと蒸してきました。

こうしてMacの前にいるだけでじんわり汗が…💦 

でもまだエアコンはもったいない。。😅

気分転換と涼を求めて⁇今年初の水出しアイスティーを作りました。

ふわっと天然フレーバーが香る柔らかい口当たりのこの紅茶、大好きで年中いただいてますが、夏の水出しは簡単で見た目もきれい。とってもおすすめです♪(^_^) 

ちょっと時間はかかりますが(冷蔵庫で数時間←お好みやフレーバーで変わるかと。)ほったらかしでできるので前の晩に作っておいたり、朝に仕込んでランチやティータイムのお楽しみにしたり♪

夏の天体観測や新月のお願いタイムのお供にも(^_^)

京都や西宮には直営の素敵なティーハウスがあるのですが例(のウィルス)によってなかなか行けていません。

気兼ねなく、ゆったりお店でお茶をいただけるにはあとすこしの辛抱でしょうか。早く通常の世の中になりますように。

記事とは全く関係のない編集後記でした。(もぐネタ大好きな著者。^^;)ではでは。。。

🍀 お読みいただいてありがとうございました。 mayura 🍀